英語ではなくビジネス英語が必要
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英語は完璧ではなくてもいいし必要以上に気にする必要はないと思います。特に発音などに過渡にこだわると内容に集中できなくなるからです。
私が働いている国際機関では170カ国以上の国の出身者がいるので英語を話していても何が正しい発音なのか正しい英語なのかわからないぐらいです。ネイティブだとしてもインド人もいればスコットランド人もいるからです。
そこで見えてきたことは、①発言は内容がすべてということ②他人の意見を理解し尊重する力(但し無条件に受け入れる訳ではない)、③異なる意見を纏めてコンセンサスを醸成する力の方が大事だということです。
ビジネスの場では、英語のスピーチ大会ではなく結局は案件を動かせるのかどうかだと思います。英語ではなくビジネス英語が求められます。僕は英語を勉強する際にもそこを重点的に意識しました。
少し脱線しますが、最近はDeepLやロゼッタなどの翻訳、通訳のツールも充実してきています。ただ、やっぱり自分の五感で相手を感じると満足できますし親近感が沸きます。人間である以上、これは万国共通だと思います。日本人同士でも同じで、実際に会うのとZOOM会議の違いと似ていて変えられない部分だと思います。機械を通すとどうしても埋められない最後の「ギャップ」があることから交渉や距離を近づけたいときなどでハンデになります。(ただそこを求めない状況であれば機械に任せるのは全然ありだと思います)
もっと大事なのはお互いがこういう事を考える事自体がコミュニケーションの向上になる事だと思います。
語学や異文化理解については今後もコメントしていきます。
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